気質と信仰シリーズ②2021.6.21 角田師
①気質とは <広辞苑>(心)個人の性格の基礎になっている遺伝的生物学的な一般的感情傾向または性質。
1.神の被造物 気性と気象 Temperament:適当に混ぜ合わせたもの
2.分泌液の混合によると考えたギリシャ人・・・歴史的に重要 但し生理学的根拠なし 四体液説 •血液(Sanguine) •黄色胆汁chole (コーラ、コレラの語源) •黒色胆汁melan chole (メランコリックの語源) •粘液
②気質は変わるか
1.自分自身の体験から(子供、親兄弟、友人など) 『かつて角田師が牧会していた教会にある信者(女性)がいた。 角田師から見て生ぬるい信仰に見えた。 当時の教会に不和が起こり、牧師を非難する者、教会を去るものがあった。 熱心な信仰をもっていると思われた信者が不和の中心にいた。 しかし、生ぬるいと思っていたその信者は同じ様な変わらないスタンスで 教会を支え続けた。牧師も勇気づけられ、ありがたかった。』 信仰者によって信仰の表し方は異なる。 2.エレミヤ13:25
これが、あなたへの割り当て、わたしがあなたに量り与える分である。ー主のことば― あなたがわたしを忘れ、偽りに拠り頼んだためだ。
Ⅱコリント5:17(暗唱推奨聖句) ですから、だれでもキリストのうちにあるなら、その人は新しく造られたものです。古いものは過ぎ去って、見よ、すべてが新しくなりました。
3.変わるものと変わらないもの
4.エレミヤ17:9~10から何を期待してはいけないか?何を期待できるか?
人の心は何よりねじ曲がっている。それは癒しがたい。だれが、それを知り尽くすことができるだろうか。(17:9) わたし、主が心を探り、心の奥を試し、それぞれの生き方により、行いの身にしたがって報いる。(17:10)
③多血質について
1.多血質とは
・快活で楽観的、希望に燃え、自信に満ちた(研究社)
感激しやすく行動的で気が移りやすい気質(広辞苑)
感情に走りやすい性質(漢和)
・Sanguine Temperament
・血は体内の温かい分泌液(古代ギリシャ人)か→温和、快活、軽率などの気質
2.特徴
・感情 ・行動 ・ことば ・失敗
④多血質信仰者の例
1.ペテロ・・・マタイ26:33~34 <質問> Q:教会に派手な服装・装飾具を付けて来る信者を心のうちで裁いていました。
以前この教会にも写真で見ると派手に見える方がいたようで今は教会を去っています。しかし、前任の牧師に聞いてみると、その方はお一人で奏楽の賜物を生かして路傍伝道をしているとのこと。その熱心さには頭が下がる思いがします。
前任牧師は教会に引き止められなかったことを悔やんでおられました。
その熱心さには頭が下がる思いがします。
今日の多血質のお話を聞いて得心しました。
A:ビリーグラハムの知恵の紹介
ある信者(婦人)が他の信者の口紅の色が濃すぎることについて、ビリーグラハムに問い質した。 その答えは「良いか悪いかは私にはわかりませんが、貴女も少し口紅を塗ってみてはどうでしょう?」(もう少し寛容に、他人の気持ちになって考えてはという諭し)
Q:ほかの信者を心のうちで裁いていいのか?
A:人を裁く資格はだれにもありません。(反省)
2.多血質型の長所と短所
<長所>交友関係 情熱 興味、趣味 純真、同情
<短所>変化 冷却 才能の未使用 意志薄弱
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